大食いタレントとして人気のギャル曽根さん。あのスリムな体で、すごいボリュームの料理をペロリとおいしそうに平らげる様子にはついつい見入ってしまいますね。
それにしても、なぜあんなに食べても太らないのだろう?という疑問は、ギャル曽根さんを見た誰もが思うのではないでしょうか?
いったいギャル曽根さんの体にどんな秘密が隠されているのでしょう?
この記事を読めば「胃」「腸」「ヤセ体質細胞」の3つを検証した結果から、ギャル曽根さんが太らない理由がわかりますよ!
また、「食べた後に吐いている」という噂が本当なのかも探ってみました。
ギャル曽根が太らない理由3つとは?
大食いをしてもギャル曽根さんが太らない理由を「胃」「腸」「ヤセ体質細胞」の3つに分けてご紹介します。(検証については、バラエティー番組「金スマ」で行われたものをまとめました)
胃のぜんどう運動が強い!
【検証1】 検証ではまず、ギャル曽根さんの胃の大きさが確認されました。
よく食べる人は胃も大きいと言われたりしますが、どうなのでしょうか?比較のために、一般女性の胃と比べてみることに。
お二人の胃をCTにて確認してみると・・・意外なことに、食事前の胃の大きさは普通の人とそこまで大きな違いがないようです。
あれほどの量をペロリと平らげてしまうギャル曽根さんなので、もっと大きくても良さそうですが、どういうことなのでしょうか?
次に食事を目一杯とった後の胃のCT画像です。
これにはびっくり!ほとんど胃しか写っていません。胃がパンパンに膨れ上がり下腹部にまで達しています。他の臓器が膨らんだ胃によって押しやられているのが分かります。
この膨らみ方は普通の人のナント10倍以上だそうです。
胃は普通ここまで膨らむことはなく、ギャル曽根さんの胃はこれだけでも大変特異な胃だということでした。
しかし、さらに注目すべきはその大きく膨らむ胃のぜんどう運動です。
ギャル曽根さんの胃は、普通の人よりぜんどう運動が大変強く、また胃の出口も大きいため、食べたものが胃から腸へどんどん送られるのだそうです。
胃のぜんどう運動とは・・・胃の周辺の筋肉の収縮によって生じたくびれが波のように徐々に伝わっていく運動。それにより胃の食べ物が腸に運ばれる。食事を摂ってから胃が空腹の状態になるまでは約4時間ほどかかる。
ギャル曽根さんの場合、食後普通の人の10倍ほどに膨らんだ胃が、食後1時間で3分の1程度にまで小さくなったということでした。
この結果を見た木下博勝医師は、「非常に特異な胃。 生きていく上で必要な栄養素のみ吸収してその他は上手に輩出しているのではないか」との見解を示しました。
この検証から、ギャル曽根さんは普通の人の10倍にも膨らむような特別な胃の持ち主であり、さらに胃のぜんどう運動が並外れて強いので、食べたものがあっという間に腸に送られることがわかりました。これが太らない理由の一つのようです。
腸内の善玉菌が多い!
【検証2】胃の次は腸です。 腸内環境を調べるために検便も行われました。
人の腸内には善玉菌(有用なもの)、悪玉菌(悪い働きをするもの)などがいます。検便でギャル曽根さんの持っている菌の割合を調べたところ、普通の人よりも善玉菌の数が多く、(2〜3倍)たいへん腸内の環境が良い、という事が分かりました。
ちなみにギャル曽根さんは1日に6回〜7回ほど便通があるそうです!普通ではあり得ない数字ですね。これも腸内環境が良いことが影響している のだそう。(腸内細菌の権威である辨野義己先生による見解)
- バクトロイデス 43.9%
- ビフィズス菌 25.1%
- ユーバクテリウム 12.1%
- 嫌気性球菌1 5.5%
- ヴェーヨネラ 2.9%
特に、善玉菌の代表ビフィズス菌の数は、通常腸内細菌の約10%(成人の場合)だそうなので、今回のギャル曽根さんの数値は、その2.5倍くらいあったことがわかりますね。
(別の検証ではもっと高い数値だったこともあるそう)
胃に続き、ギャル曽根さんは腸内環境も、腸の働きも素晴らしいということがわかりました。これだけスムーズに排泄ができたら確かに余計なものを吸収している暇がなさそうですね。太らない2つ目の理由は、腸内の善玉菌が普通の人の何倍もあるからということですね
ヤセ体質細胞をたくさん持っている!
【検証3】 食事中に、サーモグラフィーでギャル曽根さんと一般女性を撮影し、体表面の温度変化を比較しました。その結果、ギャル曽根の方さんには一般女性に比べ、食後すぐに肩甲骨や首筋周辺に顕著な温度上昇が見られました。
このことからギャル曽根さんは豊富な褐脂肪細胞を持っていると考えられるそうです。
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褐色脂肪細胞とはその名のとおり茶色の脂肪細胞です。主に首や、わきの下、心臓や腎臓のまわりなど、限られた場所にしかありません。ふつう脂肪と言えば皮下脂肪などの白色脂肪細胞をさします。白色脂肪細胞が脂肪分を貯蔵し、エネルギーを蓄えるのに対して、褐色脂肪細胞には、脂肪分を分解して燃焼させる作用があるのです。
脂肪を分解して燃焼させる細胞・・・これは欲しい!
褐色脂肪細胞は、首、腋の下、肩甲骨周囲、心臓・腎臓周囲で、働くということで確かにギャル曽根さんの画像も肩甲骨あたりがかなり赤くなっているのがわかりますね。
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成人になるにつれて褐色脂肪細胞はどんどん減少していき、赤ん坊の頃の4割程度になるといわれています。
またその働きには大きな個人差があり、活発に働く人は同じ量を食べても太らない、つまり「ヤセ体質の人」と呼ばれるわけです。褐色脂肪細胞の量の違いは遺伝によるものが多く、基本的に成人してからは増えません。
減る一方で大人になったら増えないなんて(泣)
脂肪を燃焼させる細胞なので「ヤセ体質細胞」と呼ばれたりするのですね。
しかし、成人するまでにはこの細胞は減ってしまい、成人してもなお豊富な褐色脂肪細胞が残っている例は珍しいそうです。残念!
この細胞が豊富に残っている人は吸収したカロリーの大部分を熱に変える事が出来るので、「褐色脂肪細胞を沢山持っている人は太りにくい」といわれるのです。
食後の顕著な体温上昇から、ギャル曽根さんは、一般女性と比較して褐色脂肪細胞の働きが良く、 更には、寝ている時でもその温度が下がりにくいことが判明しました。
青木直人先生曰く、「ギャル曽根さんは、褐色脂肪細胞の働きも良く、食べた時、睡眠中、いずれも活発に働いており、常にカロリー燃焼中」だということです。
太らない理由3つ目はギャル曽根さんが、豊富な褐色脂肪細胞を持ち、それが寝ている間も活発に動いているというものでした。確かにこれなら「寝ながら運動している」ようなもの。これは太らないわけですね!羨ましい限りです。
食べた後に吐いているっていう噂は本当?
残念ながら、ギャル曽根さんが「吐いていない」という確証はありません。
実際、大食い企画に参加する人の中には、カメラの回っていないところで食べたものを吐いたりするケースもあるそうです。そのせいで、ギャル曽根さんにも常に「吐いている」という噂ががつきまとってきました。
特にギャル曽根さんは前述の通り、日に何度もトイレに行くので、収録の日は疑いの目で見られたことでしょうね。
しかし今回の検証により、ギャル曽根さんの体はお医者さんも「過去に見たことがない」とびっくりするくらい、特異な胃腸、体質であることが証明されました。
普通の人と比べると驚異のスピードで胃から腸へ食べ物を送りこむことができるギャル曽根さんは、この検証を見ると、あえて吐くということをする必要がなさそうです。
それと、ギャル曽根さんは「食べること」をとても大事にしているんですね。
ギャル曽根さんのYouTubeチャンネルの名前は「ごはんは残さず食べましょう」です。
実際、ギャル曽根さんがデビューして15年以上。あれだけの量をただ無理して食べて吐くということを繰り返していたら、それは大変なストレスで、心か体を壊してしてもおかしくないでしょう。
確かに、ギャル曽根はいつも美味しそうに幸せそうにたべるよね。
ギャル曽根さんが食べた後に吐いていないという証拠はありませんでしたが、検証により、今回の検証で、基本的に吐く必要がないことがわかりました。
また、「食べることが大好き」で「食べることを大事にしている」ギャル曽根さんの姿勢を見ると、食べたものを吐く、と言うことは彼女のポリシーに反することになりますね。
「きれいに」「おいしく」食べることも彼女の信条ですって。
これからも体に気をつけて気持ちの良い食べっぷりを見せてほしいですね!